実際に制作したYouTube用のバイクプロモーション動画の編集過程を解説!

記事公開日: 2020/06/22 最終更新日: 2020/06/26

こちらの動画制作過程を紹介します

動画の制作工程って、まず何から手をつければいいのかよく分かりませんよね。例えば
・どうやって構成を決めるのか
・印象的な映像を見つけるためにはどうすればいいのか
・印象的な動画を作るにはどうしたらいいのか

考えることは山のようにあります。

今回は動画制作の過程を全部公開していきます。
この記事を読めば、動画の制作工程がかなり楽になると思うのでぜひ参考にしてくださいね。

僕の仕事はテレビ番組の編集をしているため、なかなか裏側を全て公開するということができませんでしたが
今回は高校から友人、PataRowさんから「この素材を使って自由に動画を作ってくれ!」という依頼を受けることができました。
お金をもらわない代わりに、制作工程の公開と動画で使ったCG動画の販売許可をもらうことができたんです。

なのでPataRowさんで使ったCG動画とPremiere Proプロジェクトは販売しております。
全部で30パターンくらいあり、簡単に自分の動画に反映させることができるので、こういう動画を作りたい!という方にはおすすめです!

この動画を完成させるまでに使った時間は、8時間くらいでした。
内訳はこんな感じです。

・打ち合わせ:1時間
・使えそうな動画を抜き出す:1.5時間
・構成、音楽を決める:1時間
・CG素材を作る:2時間
・オフライン作業:2.5時間

オフライン作業とは、音楽に合わせてカット割りしたり、素材を入れ替えたり、CGを合成したりした時間です。
他の4項目は事前準備で、これが2/3を占めてますね。
それくらい事前準備は大切ということです。
では、僕がどのように構成ゼロ・CG素材ゼロから作り上げていったのかを解説したいと思います。

動画で使用したCG素材とPremiere Proプロジェクトのセットはこちらから購入できます

1.PataRowさんの意向を確認する

「自由に作ってくれ!」と言われても、実際に作るとなると情報は欲しいところ。
・今までどんな動画を作ってきたのか
・トークはあるのか
・イメージはあるのか
・素材はどんな素材が入っているのか

色々な情報を相手から引き出します。

打ち合わせて見えてきたことは

・カッコよくてツーリングしたくなるような動画
・トークは要らない
・プロモーション動画のようなイメージ

僕は「プロモーション映像のような動画」というキーワードから、僕はここから音楽に合わせて映像が切り替わるような動画をイメージしました。
また「ツーリングしたくなるような動画」というキーワードで、リアル感ある演出も必要だなと感じました。

この打ち合わせでかなりイメージができると編集作業がしやすくなります。

2.素材を一通りチェックし、使えそうな素材を抜き出す

最初の打ち合わせで構成はなんとなく分かりました。

構成のイメージ
・音楽に合わせて映像を切り返す
・映像は走ってるところをメインにする
・CG素材はゴリゴリ使うというよりも、映像になじませる感じで使う
・でも一部はカッコよくしたい
・僕の自由に制作していい

構成がなんとなく決まったところで、どんな素材かを確認します。
ここで見つけるのは、とにかくカッコいい・カッコよくなりそうな映像です。
休憩中、バイクに乗る・降りる仕草、グローブをはめる仕草など、使えそうな素材をどんどん抜き出していきます。

しかし、、、

カメラを意識してないのでカッコいい仕草がない。。。
ここは撮影時に意識しないとさすがに厳しい…
PataRowさんには、次回の素材はカメラを意識した立ち振る舞いをお願いしました。

カッコいい映像があまりなかったので、構成をちょっと修正。
CGはあまり使う予定はありませんでしたが、光系のCG素材を多めに用意し、印象的な動画に仕上げるようにしました。
幸いにも、休憩中やバイクに乗る・準備など普通の映像はかなりあったので、走行中以外の映像には強めの合成をかけようと考えました。
こういうことはよくあるので、撮影し直すよりも演出方法を変更した方がいいです。

動画に合った音楽を選曲する

バイクのツーリング動画なので、テンポの速い音楽かなと20曲くらい聞いた中からチョイスしました。
参考にしたのがYouTubeのNoCopyrightSoundsです。 有名ですね。

音楽を選ぶ時も、頭の中で構成をイメージさせながら聴きます。

・どんな場面転換ができるのか
・どんな加工ができるのか
・曲が盛り上がるところでどういう演出をしようか

特にサビでどんな表現ができるかをイメージします。
抜きだした動画をざっくり見直しながら、何曲も聞いていくとだんだんイメージできるようになりますよ。

僕が使った曲も、サビ前に入る「READY」の演出がパッと閃いた感じです。
(曲を聞いた段階では文字までは考えてません。演出方法だけが先に思いつきました。)

何もイメージできないまま編集に向かうと、めちゃくちゃ大変ですよ。

全体的な構成を考える

音楽も決まり、使えそうな素材を抜き出したので、あとはこれらをどう組み合わせるかです。
僕はまず曲を聞いてイメージできたところから動画をつなぎます。

ツーリング風景をメインに考えていたので、サビには走行中の映像をもってきます。
じゃあサビ前は準備とか休憩してるカットを多めに使ってみよう。
てことはサビ前の映像は、走る瞬間から使えばいいな。

みたいな感じで前後の映像を肉付けしていきました。

あとは雰囲気で走行中のカットを切り替えたり、音楽に合わせて速く切り替えてみたり、光のCG素材を増やせば全体的にまとまる感じがするなと思ったので、そのほかの構成もざっくり決めました。

音楽に合わせてカット割りをする

音楽に合わせてカット割りするには、まずどこの部分に合わせるかを決めた方がいいです。
全てのカット割りを音楽に合わせてしまうと、テンポが同じでつまらない映像になってしまうので。

今回の動画では以下の部分を意識してカット割りしました。

・ドンッ!などの重低音でカットを切り替える
・曲調が変化するところ
・動きのある動画を短くつなぎ合わせる

他は適当で特にこだわりはありません。

全体の流れを確認し、気になるところを調節する

作り終えたら流れを確認するために一通り動画を見ます。
ここで気がついた直し、カット割りの調整などを行います。

こんな感じで進めていきました。
使えそうな動画素材を抜き出す作業はやった方がいいです。
じゃないと毎回素材を探すところからになってしまうので。

最後に、今回使ったCG素材を紹介します。
光が差し込む感じや、色が変化したり印象的な映像になってる部分は全てCG動画を使用しています。
これをゼロから作ろうとすると、僕と同じように2時間くらいかかってしまうので大変ですよね。
そこで、この動画で使ったCG素材とPremiere Proプロジェクトがセットにして販売しています。
CG素材7つ、テキスト素材2つ、Premiere Proプロジェクト内にCG素材を加工したクリップが30個ほどあるのでお得ですよ。
透かし入りのカンプデータも用意しているのでぜひお試しください!

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