知って得する動画編集の基礎知識 -Premiere Pro CC

公開 : 2021/04/27 : 2021/10/05

今回は映像に関する知識についてです。

・フレーム
・フレームレート
・フィールド(偶数・奇数・なし)
・プログレッシブ・インターレース
・コーデック

これらを押さえておくと編集する時に
「あ〜この設定だからなかなか再生されないんだ」
「この設定だから映像に横線が走るんだ〜」
と思えるようになります。

プロはすでに知っている知識ですが、自作動画を作る上でも知っておくとより編集作業と仲良くなれるのでぜひ覚えておいてくださいね。

フレームとは静止画1コマのこと

動画はパラパラ漫画のように1枚の静止画が何千枚と高速で切り替わることで動画になります。
この1枚の静止画の単位をフレームと呼びます。

フレームレートとは

フレームレートとは簡単に言うと、動画の滑らかさです。
単位はfps(frames per second)。

これもパラパラ漫画に例えると分かりやすく質問ができます。
5秒間に5枚の静止画で構成されたパラパラ漫画と、5秒間に100枚の静止画で構成されたパラパラ漫画。
どちらがより滑らかに動くと思いますか?

答えるまでもなく5秒間に100枚の静止画で構成されたパラパラ漫画ですよね。
フレームレートであてはめると、1秒間にどれくらいの静止画があるかという意味なんです。

現在の一般的なフレームレートは29.97fpsと59.94fpsの2つあります。(細かくいうともっとあります。)
1秒間に静止画が約30枚=29.97fpsで、約60枚=59.94fpsという感じで59.94fpsの方が2倍の静止画が使われ、より動画が滑らかなんです。

スマートフォンで撮影した動画は注意する

通常、決められたフレームレートで収録されますが、スマートフォンやPCを画面収録したフレームレートはバラつきがあります。
これが編集時ではかなり大事になりかねません。

変なフレームレートになっている場合、Premiere Pro CCで補完しないといけなくなって再生が重たいことがあるんです。
最悪の場合、再生されなかったり、Premiere Pro CCを開くたびに微妙に違う映像になったりします。

ということで、スマホで撮影した動画は変換しましょう。
これだけでかなり再生が楽になるはずです。

フィールドとは1フレームの中にある最小単位

フィールドとは、1フレームの中にさらに分割された静止画です。2枚の静止画が合わさって1フレームになる感じです。
シーケンスの設定でフィールド(偶数・奇数・なし)というのがありますよね。
これは1フレームの中に2枚の静止画がある状態です。

テレビには、走査線という横線が1080本あります。
この1080本に対して交互に映像を出すことでテレビが映っているんです。
偶数とは、2.4.6.8…といった偶数を先に映すことを言います。(昔のテレビがこれで今は使われません。)
奇数とは、1.3.5.7…といった奇数を先に映すことを言います。(今のテレビの主流)
なしとは、この走査線がない映像です。(PCやスマホはこの方式)

まとめると
・フィールド「偶数」「奇数」は静止画2枚で1フレームになり、主にテレビで使われる(インターレースと言う)
・フィールド「なし」は静止画1枚で1フレームになり、主にスマホやPCで使われる(プログレッシブと言う)

テレビに関わっていない方は「なし」で問題ありません。

コーデックとは、動画を再生するために必要な処理のこと

コーデックとは、動画をエンコード(圧縮・変換)されたものをデコード(復元)するプログラムです。
動画は圧縮しないと膨大なデータ量になってしまうため、撮影した動画は必ず圧縮してデータ量を抑え、長時間の撮影にも対応できるようになっています。

例えば、あなたが5分くらいの動画を作ったとします。
この5分動画は何枚のフレームで成り立っているか分かりますか?

正解は
5(分) x 60(秒) x 30(フレーム)=9000(フレーム)です。
つまり、9000枚の静止画が並んでいるんです。これは膨大なデータ量になりそうな感じがしますよね。

コーデックについて詳しく書いた記事があるので興味がある方は参考にしてください。
コーデックを知ると動画編集で困る事が少なくなる