Premiere Pro CCのプロジェクト設定を解説

公開 : 2021/04/27 : 2021/10/05

この記事はPremiere Pro CCで使う、プロジェクト設定について解説した記事です。

プロジェクトの設定は後で変更できるので「早く動画編集がしたい!」という方は、ファイル名と保存先だけ決めて先に進んでください。

では、プロジェクト設定について解説します。
プロジェクト設定は簡単に言うと、各項目の保存先を決めるところです。
だから設定はデフォルトで基本問題ありません。

ただ、設定しておくと不測の事態に備えることもできます。
今回は以下の3つに分類し、それぞれ解説していきますね。

  • 必ず設定を確認する項目
  • デフォルトで問題ないが、必要に応じて確認する項目
  • まったく使わない項目
  • 7月に電子書籍を出版。
    この記事は「現場で使えて、楽して時短できる動画編集テクニック230」の内容を深掘りした記事です。

    必ず設定を確認する項目は5つ

    Premiere Pro CC 必ず設定を確認する項目

    項目 内容
    1名前 Premiere Pro CCのファイル名(自由につけてOK)
    2場所 プロジェクトファイルの保存先を決める
    3レンダラー レンダリングの設定
    4ビデオプレビュー レンダリングしたファイルの格納場所
    5プロジェクトの自動保存 プロジェクトファイルの自動保存先を決める

    1はファイル名です。ここは自分が管理しやすい名前に変えてください。

    2はファイルの保存先です。僕は基本的にSSDなどの外部ストレージを保存先にしています。

    3のレンダラーは、PCの環境によって違いがあります。
    「推奨」と書かれている項目を選択しましょう。

    4のビデオプレビューは、レンダリングしたファイルの保存先を決めます。

    レンダリングとは
    レンダリングとは動画がコマ落ちするなど、うまく再生されない時に使います。
    レンダリング後は、滑らかに再生されます。

    レンダリングは、動画データを書き出すため、データ量が大きくなる可能性があります。
    デスクトップに設定するのは避け、容量が十分にあるSSDやHDDを選んでおくことをおすすめします。

    5はプロジェクトの自動保存先を決めます。
    自動保存ってどういうこと?っていう感じですよね。解説します。

    5のプロジェクトの自動保存は、バックアップデータを作ってくれる

    Premiere Pro CCは、一定時間が過ぎるとプロジェクトを自動保存してくれます。
    時間は自由に決められます。

    突然PCがクラッシュして
    ・Premiere Pro CCが強制終了された
    ・今まで作業していたプロジェクトデータが紛失

    といった悲劇が起こったとしても、バックアップ保存されていると安心ですよね。
    僕はこの自動保存で何度も救われました。。いや、本当にバックアップは大事です。

    プロジェクト設定で必ず設定する項目はこんな感じです。
    続いて、デフォルト設定で問題ないけど確認はする項目を紹介します。

    デフォルト設定で問題ないけど確認はする項目

    Premiere Pro CC 必ず設定を確認するが、デフォルト設定で問題ない項目

    次に、デフォルトで問題ないけど確認はする項目を紹介します。

    項目 設定 内容
    1ビデオの表示形式 タイムコード プロジェクトウィンドウの項目が変わる
    2オーディオの表示形式 オーディオサンプル プロジェクトウィンドウの項目が変わる
    3カラーマネージメントのHDRグラフィックホワイト(ニッツ) 203(75% HLG,58%PQ) 色温度の設定

    1、2はプロジェクトウィンドウ上の表示形式を何にするかを決めます。
    仮に1を「フレーム表示」にすると、プロジェクトウィンドウの表示が変わります。

    プロジェクトウィンドウの表示形式が変わる
    プロジェクトウィンドウで見た時、フレーム表示になりましたがこの表示で動画編集はしません。
    タイムコード表示が一般的です。

    3のカラーマネージメントは正直なところ、どんな風に色が変わるのか僕もわかっていません。
    書き出して比較したりしたんですが、色の差があんまり変わらなかったんですよね…
    でも、最終的な書き出しは「203(75% HLG,58%PQ)」を一番使うので、この設定にしておけば問題ないかなという感じです。

    続いて、最後は僕がほとんど設定を変更せず、気にもしてない項目です。
    変更したい人はしてください。

    ほとんど設定を見ていない項目

    Premiere Pro CC 設定を意識していない項目

    ここからは僕自身ほとんど設定を変更してないところです。(1は例外)
    必要だなと感じた方は変更してください。

    項目 内容
    1キャプチャ形式 キャプチャする時に必要な設定
    2キャプチャしたビデオ キャプチャしたデータの保存先
    3キャプチャしたオーディオ キャプチャしたデータの保存先
    4オーディオプレビュー オーディオを安定的に再生するためのデータの格納先
    5CCライブラリのダウンロード ライブラリからダウンロードしたデータの保存先
    6モーショングラフィックステンプレートメディア モーショングラフィックステンプレートをダウンロードしたデータの保存先
    7インジェスト インジェスト機能を使ってデータをコピー・変換するための設定

    1のキャプチャ設定は、テープなどからキャプチャするための設定です。
    今の時代ほとんどがデータ化されていて、使う機会が本当に少なくなったなと感じています。

    2のキャプチャしたビデオは、キャプチャした映像データの保存先を決めます。

    3のキャプチャしたオーディオは、キャプチャした音声データの保存先を決めます。
    自分の声などを収録した時の保存先ですね。
    Premiere Pro CCはタイムライン上で音声収録できるので、使う人は結構いるかもしれません。

    4のオーディオプレビューはPremiere Pro CCが安定的に音声を出力させるため、ピークファイルというデータを生成します。このピークファイルの格納先です。

    5、6はPremiere Pro CCで購入・ダウンロードしたデータの格納先です。便利な素材がたくさんあるんですが、僕は購入したことがありません。

    7のインジェストは、元の素材をコピーまたは変換し、保存先も決められます。
    4K素材などを変換して軽くし、軽いデータで編集を行うという感じで使われます。
    僕はテストとして使ったことはありますが、実際の作業で使った事がありません。

    まとめ

    プロジェクト設定を一通り解説しました。
    何度も言ってしまいますが、プロジェクト設定の詳細を覚えるよりも実際に動画編集する方が100倍身につくと思うので、色々な素材を使って編集してみてください。

    電子書籍「現場で使えて、楽して時短できる動画編集テクニック230」は、動画編集の全工程が学べるように作りました。
    さらにショートカットと時短操作テクニックも合わせて紹介しています。
    ぜひ参考にしていただけたらと思います。