公開 : 2020/07/31 : 2022/03/04
Premiere Pro CCは多機能なため、ウィンドウがたくさんある。
しかし、全てのウィンドウを使うかと言われると、そんなことはない。
ここでは目的別に分けて各ウィンドウを紹介していく。
動画をつなぐために重要な5つ
この5つのインターフェースはどんな場面でも使うので覚えておきましょう。
項目 | 説明 |
プロジェクトウィンドウ(黄枠) | 素材やシーケンスを格納する 使いたい素材は必ずここに格納される |
タイムラインウィンドウ(ピンク枠) | 素材をつなぎ合わせる場所 |
ソースウィンドウ(緑枠) | 動画素材や静止画を確認する場所 素材の使うタイミングを決めることができる |
プログラムウィンドウ(水色枠) | タイムラインでつないだ動画を確認する場所 編集した結果をここで確認する |
ツールウィンドウ(オレンジ枠) | 素材を選択したり、編集点を入れたりできる 様々なツールが格納されている |
最も基本的な編集操作を学びたい方はこちらの記事に書いてあります。
テロップ入れに必要なインターフェース
Premiere Pro CCには、2種類のテロップ作成ツールがあります。
簡単なテロップを作成できるテキストテロップ、グラデーションや装飾に特化したレガシータイトルです。
上の画像はテキストテロップを作成する時に必要なインターフェースです。
項目 | 説明 |
テキストツール | テロップを入力する時に必要なツール 横書き・縦書きができる |
エフェクトコントロール | テロップのフォントやサイズ、色などの装飾ができる |
エッセンシャルグラフィックス | テロップのフォントやサイズ、色などの装飾ができる エフェクトコントロールより詳細な設定が可能 |
続いて、レガシータイトルを使う場合のインターフェースです。
画像 | 項目 | 説明 |
1:ツール | 選択や文字入力・図形作成などのツールに切り替え | |
2:プレビュー画面 | レイアウトを確認する | |
3:レガシータイトルプロパティ | 文字や図形の装飾を調整 | |
4:整列 | レイヤーを整列させる | |
5:レガシータイトルスタイル | プリセット登録したデータ |
色補正する時に必要なインターフェース
色補正は映像をきれいにするだけでなく、映像を白黒にするなど印象的な加工にも使われます。
項目 | 説明 |
Lumetriカラー | 映像を輝度や色を修正する場所 |
Lumetriスコープ | 波形を使って適正な色になっているかを確認する場所 |
映像効果をつける時に必要なインターフェース
映像効果は無限大にありますが、基本的にはこの2つだけで大丈夫です。
項目 | 説明 |
エフェクトコントロール | 各エフェクトの数値を変更できる |
エフェクト | エフェクトが格納されている場所 |
エフェクトウィンドウには、音声を加工するエフェクトも格納されています。基本的に上の画像のインターフェースで加工しますが、音声はエッセンシャルサウンドという画面でも簡単に加工ができます。
簡単に会話のボリュームを上げてくれたりしてくれるのでとても便利です。
音声の出力を確認する時に必要なインターフェース
音声の確認は3つあります。
似た形をしていますが、用途は若干変わるので気をつけてください。
項目 | 説明 |
オーディオメーター | オーディオトラックミキサーのマスターの音だけを確認できる |
オーディオクリップミキサー | 素材の音声を確認する |
オーディオトラックミキサー | 各オーディオトラックに入っている音声を確認する チャンネルの振り分けなども行える |
オーディオクリップミキサーは素材音を確認する、
オーディオトラックミキサーは編集後の音声を確認する場所と覚えておけば問題ありません。
マーカーを一覧表示してくれる便利なマーカーウィンドウ
Premiere Pro CCでは、あとで使いたい映像や、あとで修正したい部分に印(マーカー)を付けることができます。
全体の動画の長さが長くなれば、修正したいところも増えていくのでマーカーが大量になってしまうこともあるんです。
そんな時にこのマーカーウィンドウを出しておくと一覧表示してくれるのでとても便利ですよ。
マーカーの詳しい記事はこちらです。
作業した履歴を確認・取り消しできるヒストリーウィンドウ
ヒストリーウィンドウは操作を取り消したい時にとても便利なインターフェースです。
1回作ってみたけどやっぱり違ったな、と思った時に簡単に作る前に戻ることができるので、たとえ操作を間違えたとしても取り消すことができちゃうんです。
ショートカットは、コマンド+Z(取り消し)でヒストリーと同じ操作をすることもできます。
まずは上から順番に覚えていきましょう。
そして僕の作成した教材を使えば、全ての機能を使えるようなプログラムを組んでいるのでお楽しみに!
電車の中、ちょっとした隙間時間にお試しください。