動画編集でAdobe製品が選ばれる8つの理由

公開 : 2019/02/20 : 2022/03/04

今やTV業界でもスタンダードになりつつあるAdobe Premiere Pro CC。
Photoshop、AfterEffects、Illastlaterなど各業界のスタンダードがたくさんあるAdobe製品はこれからもっと活躍の場を広げると感じています。
そんなAdobe製品がなぜ人気なのか僕なりに考えみました。

目次

どのアプリケーションも操作性・互換性が良い

Premiere Pro CCにしてもPhotoshopにしても操作性が抜群にいいです。
例えば、ショートカットの割り当てはスキがないくらい設定可能で自分の好きなようにカスタマイズできます。
他にもマウスを使った操作も直感的でとても使いやすくなっており、ユーザー目線でアプリケーションを開発してるなと感じます。(日本のアプリケーションが使いにくい理由はここにあるかもしれません)
またPremiere Proは、Photoshopのデータを直接読み込めたり、Premiere Proのタイムライン上にある動画をAfterEffectsに直接もっていけたり他のAdobe製品同士の互換性が非常に高く、他のアプリケーションでは真似できないことが簡単にできてしまいます。

互換性が高いメリット Photoshopでテロップを作成した場合

動画編集において互換性はかなり重要です。
例えばPhotoshopで作ったテロップをAdobe製品ではない動画編集ソフトで読み込んだ場合、pngやtiffという汎用性のあるデータ形式にしてからじゃないと読み込みエラーになってしまいます。
しかしAdobe製品同士だとPremiere ProとPhotoshopの間に互換性があるので「.psd」のまま使う事ができます。
仮に1〜2枚程度ならpngにしても大した労力ではありませんが、何百枚というテロップデータをpngデータに変換するのは本当に大変です。
これは余談ですがゴールデンタイムのバラエティ番組では約300枚〜1000枚程度のテロップが入っています。
最近の売れっ子YouTuberでも1動画に100枚以上のテロップが入っているように感じます。
日本にとってテロップはなくてはならないものなんですね。
そしてこのテロップ入れはとても労力がかかる作業なんです。本当にしんどいですよ。

総合的に見ればコスパが良い

動画だけつなぎたいということであればPremiereは高価な商品に入ってしまうかもしれません。
しかし動画編集以外で考えた場合、他のアプリケーションも併用することになります。
例えばサムネイル作りはどうでしょうか?マスク抜きしたい場合は?
真っ先に思い浮かべるのはPhotoshopではないでしょうか?
Youtube動画にしてもクライアントから依頼された場合でも動画編集だけとはいきません。
AfterEffectsやIllastlaterなどプロ並みに使えはしないけど簡単なものでもオシャレに作れるのがAdobe製品です。
このように動画編集以外に目を向けて見ると最終的にコスパがいいのはAdobe製品です。

操作が簡単でプロも使っているAdobe製品はこちらから購入できます。
Adobe Creative Cloud コンプリート|12か月版|Windows/Mac対応|オンラインコード版

契約プランが豊富

契約プランが豊富なことも魅力のひとつです。
Premiere Proだけ使いたい方は単体プランで契約もできるし
30種類以上ある全てのアプリケーションが使い放題のコンプリートプランも用意されています。

単体プランは契約内容によりますが月額約3,000円で自分が使いたい時に契約すればコストを抑える事ができます。
(割引時は1,000〜2,000円くらいで使えます)

コンプリートプランはちょっと高いですが月額約5,500円かかります。
ひとつひとつ使ってみて「やっぱりAdobe製品以外ありえない」と思った方はこちらをおすすめします。
映像制作でよく使うアプリケーションはPremiere Pro、Photoshop、After Effects、Encorder、Rushです。

Rushは2018年末に発表したYouTuber注目のアプリケーションです。
スマートフォンで撮影した動画をスマートフォンで編集しテロップ入れまで出来てしまう代物で、ここまできたか動画編集って感じです。
もちろんPremiere Proとの互換性は抜群なので、続きは家で編集するなんてこともできちゃいます。
まだできたてほやほやなので使い勝手が悪いところもあるけど改善されていくでしょう。
期待しちゃいますね!

7日間の無料体験版がある

覚えるの大変そうだからいきなり毎月お金を取られるのはちょっと…
という方でも全てのアプリケーションが7日間の無料体験版が用意されています。
使い方などにちょっと不安がある方は、まずはこの無料体験版を使ってみましょう。

1500を超えるフォントが使い放題

Adobeの個人プラン又はコンプリートプランを契約した方はもれなく1500以上のフォントが使い放題です。
日本語対応フォントが100種類以上、英数字と記号に対応したフォントが1400種類以上あります。

よく使う明朝系やゴシック系は当然あります。他にも筆記体や楷書体、デザイン性の高いフォントも数多くあります。
またモリサワフォント、視覚デザイン研究所、Fontworks、ダイナフォントなど有名なフォントも取り揃えていて無料フォントを探さずにお気に入りのフォントが見つけられます。

全てのフォントが商用利用OKなところも魅力ですよ!

Adobe Creative Cloudで100Gのサーバーが手に入る!

Adobeプランに契約するとサーバー100Gが手に入ります。しかも他の人と共有できます。
ここに入れておけばデータのやりとりだって簡単にできてしまうんです。すごいですね!

情報サイトも豊富

これはかなり重要です。いざ覚えよう!と思っても色々できちゃうAdobe製品。 何から手をつけたらいいかわからなくなってしまいます。
そんな時はGoogleで「Photoshop 使い方」「Premiere 使い方」と検索するとめちゃくちゃ出てきます。
それだけAdobe製品を使ってるユーザーが多いということですね。
分からなければネットに答えが必ず落ちてるし、やりたい事もネットにあります。

これだけ需要が高いものなので使えるようになっておけば就活にだって役立つはずです。
僕の知り合いで社長から動画編集を頼まれクオリティが高くて一目置かれたという話が実際にあったので間違いないです。
動画制作は依頼すると数十万円はかかるので経費削減にもつながるかもしれません。

Adobeサポートもしっかりしている

分からないことは電話・チャット・コミュニティの3つからAdobeサポートへ連絡することができます。
こういうところに力を入れてる企業はなかなかないのでとても心強いですよね!
僕は主にチャットを利用していますが、過去の事例をAdobeさんが探し出してくれて僕の事例に合った内容を教えてもらえます。
深い内容になってしまうと答えられない場合もありますが、大抵の事はここに聞けばOKですよ。

色々な編集ソフトとの比較

色々な編集ソフトとPremiere Proを比較してみました。
僕の偏見もあるかもしれませんが参考にしていただけたら幸いです。

編集ソフト 価格 操作性 対応OS エフェクト ハウツーサイト情報 将来性 テロップ作成 備考
Premiere Pro CC
(単体版)
月額3000円
(セール時 月額1000〜)
Mac
Windows

キーフレーム対応で細かい設定が可能
別売りプラグインも豊富

検索すればたくさんある
書籍もあり

多くの企業が使っている

単体でも凝ったテロップ作成ができるが、操作性が悪い
Photoshopとの互換性が◎
一時的な動画制作では安い
クラウドが100Gついてくる
Premiere Pro CC
(コンプリート版)
月額6000円
(セール時 月額4500〜)
Mac
Windows

キーフレーム対応で細かい設定が可能
別売りプラグインも豊富

検索すればたくさんある
書籍もあり

多くの企業が使っている

単体でも凝ったテロップ作成ができるが、操作性が悪い
単体でも凝ったテロップ作成ができる
PhotoshopやAftereffectsなど映像制作で使うアプリケーションを全て使うことができる
クラウドが100Gついてくる
iMovie 無料 Mac
エフェクトはほぼテンプレのみ

あまりない
書籍あり
X
メインとして使っている企業は少ない

シンプルなテロップのみ
MovieStudio 43000円
(割引時は約6000円)
Windows
キーフレーム対応で細かい設定が可能

あまりない
書籍あり

使っている企業は少ない

シンプルなテロップのみ
Finalcut X 34800円 Mac
キーフレーム対応で細かい設定が可能

あまりない
書籍あり

使っている企業は少ない

シンプルなテロップのみ

終わりに

以上、僕が思ったAdobe製品の強みです。
YouTuberになりたい人、映像の仕事に関わりたい人、広告を作りたい人、デザインを学びたい人はPhotoshop、Illustrater、Premiere、AfterEffectsは覚えておいて損はしないと思いますよ。
「Adobe製品の契約方法」という記事も書いたので興味ある方は参考にしてもらえればと思います。


Photoshop・Premiere Pro・After Effectsなど、専門的なアプリケーションをイメージトレーニングできるwebサイトを作りました。
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