撮影・編集方法で収益UP!すぐに実践できる視聴者に分かりやすく伝えるコツ

公開 : 2019/12/14 : 2022/03/04

近年、YouTubeデビューするために行動する人は多くなってきました。
その理由は、昔よりも圧倒的にコストがかからず、SNSなど自分の意見を発信できる場が増えたことが要因です。

しかし簡単に発信できるようになったとはいえ、動画を作っても誰も見てくれなければ収益につながらず、やる気が下がってしまいますよね。
YouTubeなどで収益できない理由は以下の理由がほとんどです。

・動画の数が足りない
・視聴者目線が足りない
・ニッチすぎて誰も見ない
・ライバルが多すぎて埋もれている

実際に僕もやってみて感じたことですが、動画数は最低でも50本くらい作らないと収益化は難しいです。
週に1本作った場合でも1年くらいかかる計算ですね。
また、あまりにも視聴者目線が欠けている場合も、視聴者は離脱してしまいます。
ということで今回は、テレビ制作の編集に関わっている僕の経験をもとに、 どんな所を意識すれば見やすく、分かりやすくなるのか、具体的な撮影・編集方法を解説していきたいと思います。

目次

こちらの記事も読まれています。

動画編集ってどんなことができるのかよく分からない方は、まずこちらの記事を参考にしてみてください。

原稿を壁に貼って読み上げる

原稿を壁に貼って読み上げる

「伝えたいこと」を紙にまとめておくと、言葉がスムーズに出てくるので、初めて挑戦しようとしている方は絶対取り入れた方がいいです。
さらに、下書きしたものを自分の言葉に置き換えて、カメラの奥に貼って読めるようにしておきます。

こうすると撮影時に良い効果が出るのでまとめました。

・カメラ目線で自分の言葉を伝えられるようになる
・言葉に詰まったり、考えたりしなくて済む
・変な間がなくなるので、編集時間が大幅に削減される
・すでに原稿があるので、テロップ入れがスムーズになる
・心に余裕が生まれ、抑揚や感情を意識して伝えることができる

意識すべきことをなるべく減らすことで、言葉や声・動作に良い影響を与えます。
さすがに一言一句、間違えないようにするのは大変なので、7〜8割くらいの完成度で十分です。
ぜひお試しください。

編集点は入れすぎない

必要な音だけを抜き出すような編集は、編集点が多くて僕は好きになれません。
というのも、発信者がどんな人なのか、どんなことをやってきてどんな成功をしたのか、編集しすぎるとこういった情報が抜け落ちてしまいます。
結果として、いまいち信用できないなこの人は…という気持ちになってしまい、動画を見なくなっちゃうんですよね…
感情が持っていかれる感じがしないんですよね。

「~です。」「~ます。」を連続して使わない

「です」「ます」は多用しない

ブログ記事を書いている人には分かると思いますが、「です」「ます」で終わるような言葉を連続して使わない方がいいです。

「です」「ます」を連続して使わない方がいい理由

・相手に話している感覚がなくなってしまう
・単調な動画になりやすい
・楽しく伝えている感じがまったくない

特にやりがちなのは、2018年くらいから増えてきたハウツー系の動画です。
チャンネル登録者数が数万人いる人でも「~です。」「~ます。」を連続している動画がありますが、正直言って聞き取りづらい。

「です」「ます」を使っていても数万人の登録者数を獲得できる理由は、Twitterなど他のSNSで成功していたり、ビジネスで成功しているからだと推測しています。

僕は主にメンタリストDaiGoさんとオリラジの中田さん、鴨頭さんの動画を見て楽しんでます。
アンチが多いようですが、イケハヤさんも結構上手に話しますよね。グリーンバックを使ってみたり試行錯誤してるのがとても良いです。

この4人に共通していることは、話しながらも楽しんでるのが伝わるんですよね。
目の前に生徒がいて、生徒たちに話しかけるような伝え方が本当に上手だなと思います。

「です」「ます」が多いなと思ってる方は気をつけた方がいいかもしれません。

声に抑揚をつける

声に抑揚をつけることで、見てて飽きない動画になります。

抑揚をつけるメリット

・言葉に惹きつけられる
・強調したい言葉が際立つ
・見てて飽きない

ぜひあなたの動画にも「抑揚」をつけてみてください。
とは言ってもどんなところに気をつければいいのか分からないですよね。
事項のことを意識するだけでも十分効果が得られると思います。

強調したい言葉はゆっくり、声を低くして話す

これはメンタリストDaiGoさんの動画で言ってました。
DaiGoさんが話しながら実践してくれてるのですが、確かに低い声でゆっくり伝えた部分は耳に残るんですよね。

あえて間を2〜3秒とる

突然、何も話さないで2〜3秒止まったらどうなるでしょう?
次の内容は何?って気になってしまい集中しますよね。
相手がもっと聞き入って欲しい時に使える方法です。

アニメくらいオーバーにやってみる

声だけで色々な表現をすることができる声優さんって本当にすごいですよね。
こんな声優さんたちのように、オーバーリアクションぎみに伝えられると、聞いてる方は面白い!ってなってくれます。

しかし、ウザいと思われる可能性も否定できません。動画の内容に合わせて使い分けて見てください。

今の時代、声は武器になります。
本気で挑戦したいのなら、ボイストレーニングに行ってみるのも悪くないかもしれません。

観る人の立場になって考える

見る人の立場になる

見る人の立場になって考えた場合、情報テロップは丁寧に入れましょう。
YouTubeを見てくれる人は、理由はどうあれ情報が欲しくてあなたのチャンネルに訪れます。

例えばバイク関連の動画で「忍者400」なんて言われても僕にはよくわかりませんが、ターゲットはバイク好きなので「忍者400」を知ってる可能性が高いです。
しかし、「これからバイクに乗ろうとしてる人」や「初めて訪れた人」は、バイクの知識が少ない可能性があるので
「忍者400って何だろう?」と思ってしまうかもしれません。
視聴者が分からない「忍者400」の話が進むと
「この動画は私には必要のない動画だな」
「何言ってるか分からん、つまらん」
という感じで離脱されてしまう可能性があります。

内容が難しくなっても、初心者の目線だけは外さないようにテロップなどで補足してあげましょう。
事項からは、編集について具体的な方法を説明していきます。

テロップを入れる時は十分に見えるくらいがちょうど良い

テロップは見えるように入れなければ意味がありません。
テロップが出る時間が短すぎると、視聴者は読むことができず少し混乱してしまいます。
一概には言えませんが、20文字前後の説明テロップなら6〜8秒くらい入れるのがちょうど良いと思います。

息を吸う・吐くタイミングで編集点をつくる

きれいな編集点を作るためには、演者さんの呼吸に合わせて編集点を作ることが重要です。

きれいな編集点を作るコツ

・息を吸うタイミングで編集点を作る
・話し始めるタイミングで編集点を作る
・あえて間をあける
・テンポよくつなぐ

人は息を吸っている時、声がでませんよね。
この息継ぎを合わせるように編集点に加えると聞き取りやすい編集になります。
また、話し始める瞬間で音をつなぎあわせても自然なタイミングになります。

まずは息を吸う・吐く(話す瞬間)タイミングに編集点を入れてみてください。

話すことが苦手な人に多いのが、「え~」「あの~」など、なくても伝わるような言葉を使いがちです。
たまに入る分には気になりませんが、多すぎると気になってしまうので取り除いた方がいいです。
「え〜」「あの〜」を取り除くだけで、編集のテンポが上がり聞きやすい動画になりますよ。

あえて間をあける

前にも書きましたが、何でもないところで急に間があくと「どうしたんだろ?」と思ってしまい、余計集中して聞いてもらえます。
間をあけるポイントを追加しすぎると、単に下手くそな編集になってしまうので注意しましょう。

ツッコミは割って入ってもOK

今までは呼吸を意識して編集する方法を紹介してきましたが、ツッコミだけは早くしても効果的です。
話してる途中でも全然OKなので、試してみてください。


Photoshop・Premiere Pro・After Effectsなど、専門的なアプリケーションをイメージトレーニングできるwebサイトを作りました。
電車の中、ちょっとした隙間時間にお試しください。
PC周りの収納に便利なアイテム